無排卵月経になっていませんか?基礎体温で排卵をチェック
毎月生理がきていれば自分はとりあえずは妊娠できる状態にあると考える人が多いと思いますが、実は排卵をしていなくても生理がくる「無排卵月経」というものがあります。これは、名前の通り、生理はきているけれども排卵はされていない状態のことです。排卵されなくても生理がくるのかと疑問に思う方もいるかもしれませんが、たとえ排卵がされなくても妊娠が成立せずに不要になった子宮の内膜が剥がれ落ちれば出血は起こりますので、生理らしきものは来ることが多いのです。
しかし、無排卵月経の場合には、正常な月経の時よりの出血量が少なかったり、生理周期がバラバラになったりすることがあります。少量の出血が長く続いたり、月に何度も生理が来るという人もいます。
生理がきていれば妊娠はできるというのは大きな間違いで、生理がきていてもそれが無排卵月経であれば、当然妊娠をすることはできないのです。
正常な生理の状態であれば、生理がきてから次の生理までの間にはしっかりとしたほるもんバランスの波があります。生理が終わるころから排卵までの間にはエストロゲンと呼ばれる成長ホルモンが分泌され卵胞を育てます。排卵が終わり生理がはじまるまでには、今度はプロゲステロンという黄体ホルモンが分泌され体を妊娠しやすい状態へと変化させるのです。このホルモンのバランスによって、女性の体は卵胞を育てて排卵し、妊娠、または生理へという周期を繰り返しているのですが、何かの影響でこのホルモンバランスが崩れると、一連の周期にも影響が出て、排卵はされないのに生理がくるというような無排卵月経の状態になってしまうことがあります。
無排卵月経は、誰にでも起こる可能性はあります。通常の生理のつもりが、その月は排卵をしていなかったということは誰にでも起こりうることなのですが、無排卵月経の状態が長期間続いてりまうことは不妊になってしまう可能性が高く、放置することは危険です。
無排卵月経を見分けるためには基礎体温を計るようにしてみるといいでしょう。通常の生理周期であれば低温期と高温期が存在しますが、無排卵月経の状態の人には排卵がありませんので高温期がありません。日ごろから基礎体温を測るようにしておけば、月経の際に排卵があったのかを見分けることができます。無排卵月経が疑われる場合には迷わず専門医を受診するようにしてください。無排卵月経はピルなどのホルモン剤や排卵誘発剤によって治療することができますし、漢方薬によって治療される場合もありますが、どのような治療が行われるかは妊娠を希望しているかどうかによっても異なります。
妊娠を希望している段階では排卵誘発剤が使用されることが多いと思うのですが、すぐに妊娠することを希望していない場合にはピルによってホルモンバランスを整えたり、漢方によって体質改善を試みるという治療法が一般的になるかと思います。

