不妊 治す

子宮に原因はありますか?

不妊の女性側の問題点を大きく分けると「排卵因子障害」「卵管因子障害」「子宮因子障害」「頸管因子障害」が挙げられます。

ですから、子宮内膜に問題があったり、子宮発達不全、子宮筋腫など「子宮」や「頸管」(子宮入口)に何らかの障害があっても不妊症は起こります。

「卵管因子障害」は、受精卵が着床し赤ちゃんが出産するまで成長をする場所である「子宮」の位置や機能に問題が有る場合です。

「頸管因子障害」は、排卵期が近づくと粘液を活発に分泌し、昇って来た精子を選別する「子宮頸管」に問題がある場合です。

卵管や卵巣、子宮の癒着を起こし不妊症の原因となる「子宮内膜症」は、子宮の内腔をカバーしている子宮内膜という粘膜が子宮内腔以外の場所にとび火して、そこで増殖する病気ですので、決して子宮だけに限らないのです。

不妊治療の費用って高いですか?

不妊治療の多くは保険適用外ですので、治療を頑張れば頑張るほど費用がかさんでしまうのが現状です。

民間の保険にも不妊治療サービスはあります。

しかし、現在検査や診察を受けられている方への保険サービスは限られてしまいますが、そうでない方は民間の不妊治療のための保険も検討するのも良いかもしれません。

不妊治療費の大体の相場は、人工授精が1回につき1万から3万円程度かかります。

また体外受精は1回が30万円程度、顕微授精は50万円程度が目安です。

その他にも卵子や精子を冷凍保存する等の施術に数万円単位の費用がかかります。

>保険対象外の不妊治療でも、「医療費控除」の対象にはなります(高額医療費の対象では有りません)。

もちろん人工授精の費用対象となりますので、交通費も含めた治療経費領収書は全てとっておけば、医療費控除の確定申告が出来ます。

「マカ」が不妊に効くと聞きました

マカはアブラナ科の植物で、人間が生きて行く上で大切な栄養素であるアミノ酸やミネラル、ビタミンがバランス良くたっぷり含まれているのが特徴で「完全食」「栄養の宝庫」と言われています。

それらの栄養素が相乗効果でストレスを解消、免疫力をアップすることによって、人体の基本的な機能を強化すると言われ、結果的に男性女性共に自然な形で性機能を高めるということのようです。

豊かな大地もマカが育つと数年は不毛になる程、マカは大地のあらゆる栄養を吸い上げている自然食品であることは確かなようです。しかし、マカは医薬品ではありません。

ここに書かれている効果・効能はあくまでも口コミや体験者からの報告をもとにしています。

体外受精って?

自然妊娠のでは、排卵された卵子は卵管で精子と出会い、受精して発育しながら子宮へ着床します。

体外受精(胚移植法)とは、この流れの何処かに問題が有る場合、この一連の過程を人工的に補助することで妊娠をさせる不妊治療の方法のひとつです。

体外受精による治療は保険の適用外で、高額な費用がかかります。

一般的に30万円程度と言われていますが、顕微授精になった場合はプラスされて行きます。

費用は処置が増えるごとに万単位で加算されますので、医師と相談し確認をしておくことが大事です。

ホルモン注射の治療って?

自然周期によるタイミング指導で妊娠に至らなかったり排卵がうまくいかなかった場合には、排卵誘発剤を用いたタイミング指導となります。

排卵誘発剤も経口薬を使う方法とさらに強力に排卵誘発をする注射とがあります。

《hMG-hCG療法》と呼ばれるホルモン注射は、FSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体化ホルモン)の二つが入ったhMG(性腺刺激ホルモン)薬剤によって行われます。

人工的にホルモン剤を使う訳ですから、副作用やリスクも頭に入れておく必要があります。

先にも書いた多胎妊娠は20?30%、卵胞が過剰な刺激により腫上がり、腹水や胸水などの症状のOHSS(卵巣過剰刺激症候群)も10~20%の確率で起きています。

生理周期が不安定だと妊娠しにくいですか?

極端な生理周期の長短や出血量の多少、長すぎる出血期間やひどい痛みなどの体調の不調を生理不順と言います。

体調が悪くホルモンバランスを崩したりすることによって生理不順になることがありますが、生理不順になると子宮内部が妊娠出来る環境でなくなり、不妊になる場合が大いにあります。

生理不順のほとんどが、女性器に何らかの変調をきたしている可能性があり、様々な病気が発症しているかもしれないのです。

特に生理周期の長さに異常が有る場合には、子宮に関する病気を発症していることが多いと言われています。

また、長く生理が無い状態を「楽だ!」と放っておくと、子宮が小さくなるなど妊娠には適さない状態、環境になってしまうこともあります。

周期が25日以内を「頻発月経」、逆に35日以上と長い場合を「希発月経」と呼ばれていますが、周期とは生理が始まる日から次の生理の始まる前の日までを言います。

「頻発月経」「希発月経」のどちらでもなく、尚且つその周期は一定でなくてはなりません。

ですから生理不順は軽く見ず、生理による体調の不調を感じたら、早めの治療が必要です。

中絶すると妊娠しなくなるって本当?

日本では妊娠22週までの間に中絶することは認められており、その妊娠中絶によって不妊症になるという見方も多く有ります。

確かに、人工的に妊娠を中断するのですから、事故が起きる可能性も否定はできません。

また、精神的にも大きな負担となってしまうことも確かです。

しかし、中絶をしたからと言って、一概に不妊症になるとは限りません。

手術そのものが原因というよりは、「術後の安静や検診を怠ったために不妊に繋がった」というケースの方が多いようです。

ですから、中絶手術は「気軽・安全」と認識すべきではありませんが、術後の処置が的確に行われていれば、妊娠することに殆ど問題はないのです。

中絶手術は信頼できる医師のもとで、その指示をきちんと守ることにより、比較的安全な手術と言えるようになるのです。

流産して不妊になるんですか?

流産の定義は、児が体外生存の不可能な時期(妊娠22週未満)における妊娠の終焉を言い、特に妊娠12週未満の場合を《早期流産》、12週以降から22週未満を《後期流産》と呼びます。

また、22週以降は体外生存が可能であるとみなされ、《早産》と称されます。

特に2度3度と流産を繰返す《習慣性流産》は、不妊と深い関係が有ると言われています。

単に流産イコール不妊症治療と考えるのではなく、まずは「子宮や染色体の異常はないか?」はたまた「感染症などにかかってないか?」等々、流産の原因をしっかり突き止めて、それを取り除く治療を優先しなくてはなりません。

とはいうものの、原因の判らないことも50%以上の確率であることも確かです。

その場合には日常生活の中で適度な運動をし、ストレス解消を心がけて妊娠に備えるようにしましょう。

人工授精ってどうやるの?

「人工」という言葉に違和感を覚える方もいると思いますが、人工授精はタイミング療法の延長上にある治療で、受精を人工的に操作するような何か特別な方法と考えるのは間違いです。

精子を卵子のなるべく近くに置く手助けをすることで、自然に受精を促してあげるのです。

男性の精子の状態が悪い、セックスがうまく行かない、頸管粘液が少ない等々の理由でタイミング療法でもうまく妊娠しなかった場合、次に行われるのが人工授精なのです。

排卵に合わせてマスターベーションで採取した夫の精子を子宮内に医師が注入するというやり方です。

継続することによって6週期以内での妊娠確率は30?40%と高くなると言われています。

子宮内膜症って?

不妊治療をしている60%の人が子宮内膜症と言われています。

強い下腹部痛や腰痛などの月経痛が70%から80%の人にみられ、年数が経つにつれ痛みは強まって行きます。

進行すると臓器が癒着するため、月経以外の時も下腹部や腰のひどい痛みがおこります。

《子宮内膜症》とは子宮の中だけにある子宮内膜と良く似た組織が、何らかの原因で子宮外の部分に発生し、月経のたびに出血を繰返す病気です。

卵管で癒着が起きると卵管がつまり、骨盤や卵巣や子宮などでも癒着が起きるので、そのまま放っておくと不妊症の原因にもなります。

クラミジアで不妊になったと聞きました

クラミジア感染症は、日本では最も多い性感染症いわゆる性病の一種で、その症状はほとんどなく検査するまで気付かないことが多いようです。

女性が感染した場合には、体の構造上速やかに上腹部へと感染が浸透し、短期間に腹腔内へ波及する恐れがあります。

卵管に感染すると卵管が細くなったり炎症、癒着を起こすと言われており、クラミジア抗体陽性者の過半数にその症状が見られます。

卵管閉塞や卵管周囲癒着は、不妊症の大きな原因でありますから、クラミジアで不妊症になる確率はかなり大きいのです。

また、妊婦が感染した場合には、生理活性物質であるプロスタジンを活性化させるので、陣痛誘発をさせて妊娠初期では流産、後期では早産の原因となっています。

ストレスは不妊に関係ありますか?

ストレスが不妊症に結び付く大きな原因としては、ホルモンのバランスがストレスによって崩れてしまうことだろうと言われています。

ストレスを感じると視床下部で分泌された副腎皮質刺激ホルモンが脳下垂体に到達し、副腎皮質ホルモンを分泌して副腎に臨戦態勢を促します。

そうなると、同じ視床下部から脳下垂体ルートでホルモンが分泌される生殖機能への指令にまで、手が回らないという状況に陥ってしまうのです。

そのため、ストレスを感じていると生殖活動に対応するホルモンが十分に分泌されなくなってしまい妊娠しづらくなると言われるのです。

そして更に、不妊がまたストレスを生むという悪循環が起きてしまうのです。

何よりも「赤ちゃんを望む心」がストレスとならない為にも、一人で背負い込まず夫婦で悩み共有し、リラックスタイムを充実して行きましょう。

主な不妊の原因って?

「排卵」「射精」「受精」「着床」の4つの条件が揃って初めて妊娠が成立することはご存知かと思います。

ですから、男性不妊なのか女性不妊なのか、男女どちらの側に問題があるかを見極めなくてはなりません。

女性側の不妊症の原因としては大きく分けると、排卵が正常に行われない「排卵因子障害」、卵管が閉鎖していたり癒着がある「卵管因子障害」、子宮の位置や形、機能に問題がある「子宮因子障害」、子宮の入口が狭すぎたり、粘液に問題のある「頸管因子障害」があげられています。

男性側の場合だと「造精機能障害」や性交がうまくいかない「性交障害」、心因性または脊髄損傷などによる「インポテンツ」、性管が何かの原因で閉鎖される「性管通過障害」等があげられます。

また、原因不明不妊症も10%から20%の割合で確認されています。

不妊とは?(不妊の定義について)

WHOによる不妊症の定義は、《妊娠を希望する健康な男女が性行為を行っているにもかかわらず、2年以上子供が出来ない場合》となっています。

通常、妊娠を希望し避妊をしないで性行為を行っているカップルは、80%の確率で1年以内に妊娠しており、2年後にはおよそ90%にも及びます。

日本では10組に1組のカップルが不妊に悩んでいますが、晩婚化や婦人病の増加、環境ホルモン等々の影響によって、不妊の割合は増加傾向にもあります。

不妊の原因は女性側に問題がある場合が40%で、男性側も同じく40%、両性に問題がある場合が15%、原因不明が5%と言われており、原因はフィフティーフィフティーなのです。

決して女性だけが悩み治療したからといって済むことではないのです。

ですから、何が問題で不妊症になっているかをカップルで検査し、きちんとした治療を受けることが重要です。


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