不妊 治す

クラミジアで不妊になったと聞きました

クラミジア感染症は、日本では最も多い性感染症いわゆる性病の一種で、
その症状はほとんどなく検査するまで気付かないことが多いようです。
女性が感染した場合には、体の構造上速やかに上腹部へと感染が浸透し、
短期間に腹腔内へ波及する恐れがあります。

卵管に感染すると卵管が細くなったり炎症、癒着を起こすと言われており、
クラミジア抗体陽性者の過半数にその症状が見られます。
卵管閉塞や卵管周囲癒着は、不妊症の大きな原因でありますから、
クラミジアで不妊症になる確率はかなり大きいのです。

クラミジア感染症による不妊症

また、妊婦が感染した場合には、生理活性物質であるプロスタジンを活性化させるので、
陣痛誘発をさせて妊娠初期では流産、後期では早産の原因となっています。
また、母体を通して新生児にまで影響が及びます。

クラミジアは早い時期に感染が判ると一日から一週間程の抗生剤服用でほぼ完治します。
しかし、自覚症状がないことの方が多く、知らないうちに時間を経てしまうため、
早期発見・早期治療が出来ず不妊に繋がってしまうのです。

クラミジア感染症は性交経験者であれば、誰でも感染する可能性のある性病です。
パートナーが感染すれば間違いなく自身も感染していると考えられるのです。
早期発見、早期治療さえ出来れば100%完治する病気です。

ストレスは不妊に関係ありますか?

近年では不妊症の原因も医学的に解明され、不妊治療の領域も発展を遂げています。
しかし、原因が特定出来ないという不妊症の割合も増えてきているのも確かです。
ストレスが不妊症に結び付く大きな原因としては、ホルモンのバランスが
ストレスによって崩れてしまうことだろうと言われています。

人は日常生活や仕事などで高いストレスを感じると、
そのストレスから身を守るために副腎皮質刺激ホルモンを分泌して防衛行動をとります。
その副腎皮質刺激ホルモンと生殖の際に分泌される性腺刺激ホルモンは、
どちらも同じ視床下部を通して分泌されるのです。

ストレスと不妊症

ストレスを感じると視床下部で分泌された副腎皮質刺激ホルモンが脳下垂体に到達し、
副腎皮質ホルモンを分泌して副腎に臨戦態勢を促します。
そうなると、同じ視床下部から脳下垂体ルートでホルモンが分泌される生殖機能への指令にまで、
手が回らないという状況に陥ってしまうのです。

そのため、ストレスを感じていると生殖活動に対応するホルモンが、
十分に分泌されなくなってしまい妊娠しづらくなると言われるのです。
そして更に、不妊がまたストレスを生むという悪循環が起きてしまうのです。

何よりも「赤ちゃんを望む心」がストレスとならない為にも、
一人で背負い込まず夫婦で悩み共有し、リラックスタイムを充実して行きましょう。

主な不妊の原因って?

「排卵」「射精」「受精」「着床」の4つの条件が揃って初めて妊娠が成立します。
ですから、男性不妊なのか女性不妊なのか、男女どちらの側に問題があるかを
見極めなくてはなりません。

女性側の不妊症の原因としては大きく分けると、

排卵が正常に行われない「排卵因子障害」、
卵管が閉鎖していたり癒着がある「卵管因子障害」、
子宮の位置や形、機能に問題がある「子宮因子障害」、
子宮の入口が狭すぎたり、粘液に問題のある「頸管因子障害」

があげられています。

しかし、女性の生殖器官はホルモンの分泌によって周期的にデリケートに変化します。
どこか一カ所にトラブルが生じることによって他の部分にも連鎖し影響が現れるので、
女性の場合は複数の原因が重なっていることが多いのです。

男性側の不妊の原因

男性側の場合だと

「造精機能障害」や性交がうまくいかない「性交障害」、
心因性または脊髄損傷などによる「インポテンツ」、
性管が何かの原因で閉鎖される「性管通過障害」

等があげられます。

近年は、社会環境の変化やストレスによって、原因が特定できない不妊症の割合も増えており、
男女を問わずメンタル面での問題も含まれている場合があり、
原因不明不妊症も10%から20%の割合で確認されています。

不妊とは?(不妊の定義について)

WHOによる不妊症の定義は、

《妊娠を希望する健康な男女が性行為を行っているにもかかわらず、
2年以上子供が出来ない場合》

となっています。

通常、妊娠を希望し避妊をしないで性行為を行っているカップルは、
80%の確率で1年以内に妊娠しており、2年後にはおよそ90%にも及びます。
日本では10組に1組のカップルが不妊に悩んでいますが、晩婚化や婦人病の増加、
環境ホルモン等々の影響によって、不妊の割合は増加傾向にもあります。

不妊の種類は、今まで妊娠したことがない人がかかる「原発性不妊」と、
二人目不妊と呼ばれているように、過去に妊娠(流産を含)や分娩を経験したことの
ある人がかかる「続発性不妊」の二通りがあります。

原発性不妊と続発性不妊

そのうち「原発性不妊」が75%をしめており、残り25%の「続発性不妊」は、
前回の産後に何らかの後遺症があったり経過が悪かったりした場合に起こりがちです。

不妊の原因は女性側に問題がある場合が40%で、男性側も同じく40%、
両性に問題がある場合が15%、原因不明が5%と言われており、
原因はフィフティーフィフティーなのです。

決して女性だけが悩み治療したからといって済むことではないのです。
ですから、何が問題で不妊症になっているかをカップルで検査し、
きちんとした治療を受けることが重要です。